カテゴリ・ブランド
から選ぶ
今回、オンラインショッピングでは萩王のデザートにスポットを当て、和の素材を生かしたおすすめの焼き菓子を中心に取り揃えました。実際にお昼時にお伺いして頂いた『大和懐石』は、食材の持つ味わいが一品一品に最大限生かされていてとても驚きました。特に、最後に頂いたデザート『福 みどり』は黒豆と和三盆のゼリーがマッチしたとても上品な味で、至福の時間を締めくくるのに相応しい一品。残念ながらオンラインショッピングでの販売は難しいので、こちらはぜひ現地でお召し上がりください!
店主の増田吉昭(ますだ よしてる)さんが萩王を創業したのは1988年のこと。水と空気の良い場所という基準から、奈良県桜井を選びました。
当時から、近くの飛鳥・石舞台古墳を 気に入りによく訪れていたそうですが、明日香は風致地区であるため新しい建物を勝手に建てることができません。紫紺の空に銀の月を眺め、「いつか、ご縁が きたらこの地でお店をやろう」と心に決めていたといいます。数年後、そのご縁に導かれ、増田さんの夢だった場所に店を移転しました。
古墳文化の香りが漂う奈良県・明日香村にある店舗。
店の周りは緑が多くのんびりできる。日本最古の仏像「飛鳥大仏」で有名な飛鳥寺が近い。正面玄関左には喫茶の看板が味わい深く佇んでいる。
萩王では、水は「天然の岩清水」、火は「備長炭」と決まっています。火と水にこだわってつくられる懐石のご飯は「黒米・赤米・白米」「萩王オリジナルの蓮 根うどん」など季節替わりで楽しめます。食材は、主に明日香の農家から直接仕入れており、中でも明日香の筍、里芋、蕪、菜の花はおすすめだそう。ぜひ懐石 料理で味わいたいものです。牛肉は農家の牛舎に足を運び、牛が食べているエサや水まで見て決めた「大和牛」を使用。このように厳選された食材を使うこと で、「食物本来の味」が堪能できる懐石料理ができあがっているんですね。
懐石料理のデザートに和スイーツを提供するという珍しさから注目が集まった萩王のデザート。和素材のシンプルさと、洋菓子の技術を合わせた「日本風仏蘭西菓子」という新しいスイーツはたちまちファンを増やし、全国各地からその味を求めてお客様がやってきます。
日本料理 萩王(にほんりょうり はぎおう)
〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥180