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文明堂

文明堂について

伝統のカステラに美味しさと真心を添えてお届けいたします。

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いまもお菓子を開化する。
東京進出100年を迎える文明堂の、受け継がれてきた想い。

文明堂東京のルーツは明治33年(1900年)に遡ります。文明堂の創業者「中川安五郎」が長崎の地で創業。大正11年(1922年)に創業者の弟である「宮﨑甚左衛門」が独立後、上野黒門町へ東京一号店を出店したのが、文明堂東京の始まりです。
東京へと進出した文明堂は、電話帳の裏表紙広告や「カステラ一番、電話は二番、3時のおやつは文明堂」の代表的なキャッチフレーズを歌に乗せたカンカングマのCMなどによってブランド認知を広げていきました。
当時のお客様を驚かせた、「日本初の百貨店における実演販売」や、土・日曜、祭日には購入分の2割相当のカステラをおまけする「増量サービス」は、創立者の「宮﨑甚左衛門」の斬新なアイデアによるもの。
高価なイメージの強かったカステラを、身近で親しみやすいお菓子として、全国に普及させていきました。常にお客様目線で物事を考え、斬新なアイデアを次々に提案したその精神は「誰かを想う、あなたのために」というメッセージに形を変え、今も、品質を大切にした丁寧なお菓子づくりへ継承されています。

カンカンダンスを踊る、仔グマのCM

「カステラ一番、電話は二番、3時のおやつは文明堂~♪」の軽快な音楽とともに仔グマがカンカンダンスを踊るCMは、昭和32年(1957年)に作らました。
文明堂を象徴するこのキャッチフレーズのきっかけとなったのが、電話帳の裏表紙広告の「カステラ一番、電話は二番」のキャッチコピーです。
昭和初期、まだ電話交換手へ「○○局の〇番に繋いでください」と伝えて繋げてもらうのが主流だった頃。電話帳をめくり番号を探すという手間を省くために行ったのが、各局の二番で繋がるサービスであり、この電話帳の裏表紙広告でした。
CMに登場する仔グマのぬいぐるみは当初「キャンキャンキャット」というネコとして作られましたが、「ネコにしてはしっぽが短い」と途中で長いしっぽに変えたため、不思議な動物になってしまったのだそう。
かつては、仔グマだけでなくペンギンタイプなど、長年多彩なバリエーションを制作・放映してきましたが、今では原点に立ち戻り初代バージョンをリメイクしたものを放映しています。

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今も変わらない、シンプルな素材。

創業以来の看板商品である文明堂のカステラ。
その魅力は、素材にあります。「卵、小麦粉、砂糖、水あめ」の4つのシンプルな素材だけ。
召し上がるお客様だけでなく、お贈りするお客様にとっても「安心」で「美味しい」カステラであることを大切にしています。
文明堂は多くの種類のカステラを取り扱っていますが、どのカステラもシンプルな素材であることは変わりません。
「よりしっとり」、「よりふんわり」など、そのカステラにあったこだわりの原材料を選りすぐり、それに合わせた配合に変えているのです。「安心安全な品質」を守っています。

百年続く、文明堂の手仕事。職人によるこだわり。

ベーキングパウダーなどを一切使用しないため、カステラは卵の力でふっくらと焼き上げます。
その日の天候に合わせた「火加減調整」、生地全体の温度と気泡を均一にさせる「中混ぜ」という工程は、カステラ作りの中でもとても大切な工程です。
釜の前に立ち、じっくりと一枚一枚大切に焼き上げることで、鮮やかなたまごの色をした、きめ細やかな断面のカステラが出来上がります。
添加物を使わず作り上げる工程は、手間ひまがかかる手仕事。それでも、「人が人を想い贈る。大切な人と一緒に味わう。」その想いに応え、安心を守るために欠かせません。
人の手で丁寧に。こうした伝統の技は今もなお、職人から職人へと「焼きの技術」として受け継がれています。

右手に和菓子、左手に洋菓子、真ん中にカステラを。

文明堂は焼き菓子専門店です。どら焼きや饅菓、ふみ巻といった和菓子。バームクーヘンやブッセ、フルーツケーキなどの洋菓子。その全てにカステラで培った「焼きの技術」が活かされています。
三笠山の餡を挟むどら焼きの皮を上火の力でふんわりと焼き上げ、バームクーヘンを一層一層じっくりと時間をかけて焼き上げる。
和菓子も洋菓子も、カステラを作ってきた文明堂だからこそできる味に仕上げています。

特撰五三カステラ

100年以上受け継がれる、伝統の「焼きの技術」。

人の手で一つひとつ丁寧に作られている文明堂の特撰五三カステラ。 ふんわりした生地に仕上がるよう丁寧に泡立てたタネを、ザラメ糖を敷いた木枠に流し込み、高温の釜へ入れて焼き上げます。
焼き上げの途中、生地にムラなく火が通せるように行うタネの「中混ぜ(泡きり)」は、職人の腕の見せどころ。中混ぜをすることで大きな気泡が取り除かれ、均一でキメ細かな生地に仕上がります。
その後は再度、釜の中へ。途中の火のコントロールや焼き加減のタイミングなどの見極めにも、職人の技が光ります。
国産小麦、徳島県産和三盆糖など素材も十分に吟味し、卵黄を増やして焼き上げたカステラは、ふっくらとした食感とコクのある風味が魅力。
愛情を込めて一つひとつ丁寧に包装された特撰五三カステラは、格式高い桐のお箱と、南蛮船の浮き出しが特徴的な化粧箱からお選びいただけます。

カステラ巻

巻く工程は人の手で。二つの層から生まれる豊かな美味しさ。

「カステラ」にソフトな「どらやき生地」を巻いたカステラ巻。
細長く切ったカステラを、焼き立てアツアツのどらやき生地で巻いています。
カステラの生地はやわらかくとても崩れやすいため、繊細な人の手感触でやさしく丁寧に。
“くるり”とタイミング良く巻き上げる工程は、まさに職人技です。
ハニーと抹茶、2種類のお味を、お召し上がりやすいサイズの個包装パッケージでご用意しております。
ちょっと小腹が空いたときや、大切な方々との団らんの場でも、お楽しみください。

フールセック

伝統の技を洋菓子にも。一層一層、手作りで丁寧に。

職人が手作りで丹念に焼き上げた文明堂のバームクーヘンは、おやつにも贈りものにも人気の定番お菓子です。
風味のよい発酵バターを贅沢に使うことで、コク深くしっとりやわらかな口どけに仕上げています。
一層一層丁寧に重ねて焼くことで生まれる年輪のような模様は、おめでたい婚礼関係の贈りものにもおすすめです。
気軽なおやつにも、心を伝える特別な贈り物にも。
多くのお客様からご愛顧いただいている味わいを、ぜひお楽しみください。

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