2025年 おせち料理特集(通販・予約)

「ワンプレートおせち」とは?今風のおしゃれな盛り付けテクニックをご紹介!

お正月らしい料理を作りたいけれどたいへんそう、という時はおしゃれで便利なワンプレートおせちを試してみてはいかがですか?
作りやすく食べやすく、そして写真映えもする美しいワンプレートおせちのすべてを解説します。

「ワンプレートおせち」とは?

ワンプレートおせちとは、料理を少しずつ1つのお皿に盛りつけて供するスタイルのおせちのことです。
おかずとご飯やパンを1つのお皿に盛るワンプレートランチや、ケーキとアイスを盛りつけるワンプレートスタイルのデザートをイメージすると分かりやすいかもしれません。

おせち料理といえば、三重や五重の重箱に詰めるのが定番ですが、現代のライフスタイルでは重箱の用意がないという家庭も増えてきました。
また、せっかくきれいに重箱へ料理を詰めても、2〜3日経つと中身が減って寂しく見えてしまいます。

その点、ワンプレートおせちなら重箱を使わなくても、普段のお皿を使ってお正月料理を鮮やかに、そしておいしそうに見せることができます。

「ワンプレートおせち」の魅力とは?

ワンプレートおせちの魅力は、見た目の美しさと手軽さにあります。
重箱を使うよりも準備と後片づけが楽で、食材の無駄を減らすことができます。
また、多彩なアレンジが可能で、美しいプレートを作ることができます。
お酒を飲む方へは酒の肴を多めに、子どもには食べやすい食材や離乳食を使った料理を出すなど、食べる人に合わせて工夫できるのも魅力です。

準備と後片づけが簡単

ワンプレートおせちは、わざわざ重箱を出さなくてもおせち料理を盛りつけられるのが最大のメリットです。
キッチンの奥にしまわれた重箱を出すのが面倒という場合、あるいはそもそも重箱を持っていないという場合も、ワンプレートおせちならお皿を用意するだけで準備できます。
また、あらかじめ一人前ずつ盛りつけるので、重箱と人数分の取り皿を用意する従来のおせち料理と比べると、後片づけが圧倒的に楽です。
重箱から取り分ける必要がなくなるため、食卓の誰もがゆっくりとそれぞれのペースで商事を楽しむことができます。
さらに、ワンプレートおせちは、取り皿を必要としないので、広いスペースがなくても食事を楽しみやすいというメリットもあります。

重箱がなくても問題なし!

ワンプレートおせちは、一人ずつお皿におせち料理を盛るので、重箱を持っていないご家庭でもお正月料理を堪能することができます。
重箱は、場所をとるだけでなく、漆器の場合は扱いが難しいので、用意していないという家庭も増えています。

その場合は、プラスチックやガラスの保存容器などに料理を作っておき、食べる時にプレートにそれぞれ少量ずつ盛りつけると良いでしょう。
重箱を持っていて使いたいという場合は、一日目は重箱のおせちを楽しみ、料理が減ってきた二日目以降はワンプレートに移し替えて食べるという方法もおすすめです。
見た目が変わることで、一日目と同じおせちも新鮮な気持ちで食べられるでしょう。

重箱があってもなくても楽しめる、それがワンプレートおせちの魅力です。

余りものを減らせる!

ワンプレートおせちは、食べる人の好みや食べる量に合わせて盛りつける料理を調整できるため、余りものを減らすことができます。
重箱に料理を詰めるおせちは、人気のある食材や食べやすい食材から先に少なくなり、誰も手をつけずに残る料理が出やすいのが悩みではないでしょうか。
その点、ワンプレートおせちは基本的に一人前ずつ盛りつけて提供するので、はじめから食べきれる分だけを食卓に出すことができます。
一部の料理がずっと残ってしまう重箱よりも見た目がきれいなので、おせちを作った人も気分が良いのではないでしょうか。

家族によって好きなものや嫌いなものが異なるご家庭、小さなお子さんがいるご家庭にも、おすすめのおせちスタイルです。

ワンプレートおせちをおしゃれに盛り付けるコツは?

ワンプレートおせちを、美しくおしゃれに盛りつけるためには、テーマをまず決めて、プレートや食材の配置を組み立てていくとうまくいきます。
また、全体を仕上げる際は、お皿に山盛り載せるのではなく、余白を残すこと、高さを出して立体的に盛ることを意識するときれいです。
SNSなどで検索し、お手本を探すのも良いでしょう。

まずはテーマを考えよう

例えば、紅白かまぼこや栗きんとんなどをメインにカラフルに仕上げる、黒豆や昆布、なますなどを目立たせてモノクロを意識するなど、色に着目して組み立てていくのも一つのアイデアです。
和風にこだわらず、ローストビーフやマリネなどを組み合わせた洋風のおせちを作るのも良いでしょう。
おせちを盛りつける上での柱となるテーマをまず定めることで、バランスの良いプレートを作ることができます。テーマを決めずに盛りつけると、全体のまとまりがなくなってしまいます。
盛りつける前には、はじめにキーワードになるアイデアを決めていきましょう。

プレートにこだわってみよう

どのようなプレート(お皿)を使うかによって、おせちの印象はガラリと変わります。
例えば、白色のプレートはどのような食材とも合いやすく、スタイリッシュな雰囲気に仕上げられます。
黒色のプレートを使うと、伝統的なイメージを演出することができます。重箱は黒いので、従来の雰囲気をワンプレートに置き換えたい時は黒色のお皿を使うのが良いかもしれません。
カラフルなプレートを使うと、より新鮮な雰囲気になります。
また、グラスやテーブルクロスとプレートの色を合わせることで、ワンランク上の洗練された食卓を作ることができます。

食材の配置に気を付けよう

色のバランスに気をつけると、ワンプレートおせちは美しく見えます。
料理を並べる時は、同じ色味の食材を隣同士にしないのが基本です。
具体的には、牛蒡とぶりの照り焼き、紅白かまぼこと紅白なまず、伊達巻きと栗きんとんなどは同系色なので、並んだ時に印象がぼやけがちです。
並べるならば、茶系の料理の横には紅白のもの、黄色い伊達巻きや栗きんとんは近くに黒豆を置いて色味を引き締めるなど、色の取り合わせの緊張感を計算していくと上手に仕上げられます。
なお、重箱は詰める順番や場所が決まっていますが、ワンプレートは自由な発想で詰めて問題ありません。

余白を残し上品な印象に!

プレートは平面ですが、盛りつけで高さを出すとグッと印象的な見た目になります。
紅白なますは山のようにぎゅっと高さを出して盛りつけたり、小さなグラスやおちょこを使って高さを演出しても良いでしょう。
洋風のおせちの場合は、ピック(ようじ)を使ってピンチョス(串やようじで小さなパンと食材を刺した軽食)のようなあしらいをしても高さの変化が生まれて洗練された盛りつけになります。
食材を盛りつける時は、上から見ているだけでは高さの違いが分からないものです。
なるべくさまざまな角度から見て、平面にならないように工夫してみると良いでしょう。

小鉢や豆皿を活用しよう

プレートの上に小鉢や豆皿を置くと、そこへ汁気のある料理を盛りつけることができます。
汁気が隣の料理に移るのを防ぐとともに、高さが生まれて見た目も美しく演出することができます。ワンプレートに盛りつけた食材は、高さが揃っていると単調に見えるため、小鉢などで変化をつけてみましょう。
小鉢や豆皿を主役にするならば、白色や生成色、黒色などシンプルな色のプレートを使うのがおすすめです。
あるいは、同じメーカーやブランドでプレートと小鉢を揃えるとスタイリッシュな雰囲気になります。カラフルにする時は、色のトーンを近づけてちぐはぐにならないように注意してみてください。

お正月らしい飾りつけで華やかに

お正月らしい竹串やバランを添えると、一気にお祝いムードが高まります。
お正月モチーフの小物は100円ショップや300円ショップでも手に入りやすく、折り紙などで作った飾りをテーブルに添えるのも素敵です。
お正月が近くなると、シーズン小物としてプチプラとは思えないクオリティの小物が出回るので、忘れないよう早めにチェックしておくとことをおすすめします。折り紙も、和紙風のデザインや、和風のパターンをあしらったものが登場するので要チェックです。
本格的な飾りつけを、という場合は花瓶にお正月らしいお花を活けてアレンジメントにするのも素敵ですね。

ワンプレートおせちにおすすめの料理

ワンプレートおせちにおすすめなのは、彩りを添えてお正月気分を盛り上げてくれる紅白なますや紅白かまぼこです。
また、伊達巻きや栗きんとんも、カラフルでお正月らしさ満点の料理です。
子ども向けにワンプレートおせちを作る時は、手毬寿司や小さく握ったおにぎりを添えるのも良いでしょう。
小さな子どもにとっておせちの料理はいつもと違う味つけのものが多く、不安に感じる場合があります。おにぎりなど、食べ慣れた料理が添えられてあるだけで安心して食べやすくなるでしょう。チーズや海苔を使って、干支やお正月のモチーフを飾り切りするのも素敵です。

また、ブリの照り焼きは縁起が良いだけでなく、一つ置いただけで豪華なイメージになるのでワンプレートおせちにおすすめです。ブリは成長するに従って呼び名が変わるため、出世魚として好まれていますが、味もおいしく多くの人から好まれる料理となっています。他のおせち料理と比べると調理がしやすいのも魅力的ですね。

まとめ

ワンプレートおせちは、SNS映えする見た目だけでなく、無駄を減らして準備や後片づけまでも簡単にできる、現代にぴったりのお正月料理です。
隣り合う食材の彩りを工夫したり、小鉢や豆皿、正月飾りを用いることで、プロのような盛りつけができるかもしれません。
和風の伝統的な料理だけでなく、ローストビーフなど洋風おせちを盛りつけるにもぴったりの方法です。自由な発想とアイデアで、色々な盛りつけをぜひ試してみてくださいね。

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本コラムの監修