おせちの意味とは?

おせちの中身は20〜30種類もあり、祝い肴を筆頭に口取り、焼き物、煮物、酢の物の5つに分けて詰めます。
関東と、京都を中心とした関西とで味つけや入れる料理に違いはあるものの、おめでたい食材を使って新年を祝う気持ちは共通しています。

おせちの中身は地域によってやや異なる!

20〜30種類もあるおせち料理ですが、実は全国共通の中身は意外に少なく、地域によって違いがみられます。
味つけも、関東は濃口醤油と砂糖を使うのに対して、関西では薄口醤油と出汁を使います。
また、関東では栗きんとんや伊達巻きといった甘い口取りも定番ですが、関西では薄口醤油で味をつけた海老煮や、くわいの煮物などが定番です。
祝い肴も黒豆と数の子は共通ですが、三品目は関東では田作り、関西ではたたきごぼうと違いがあります。

地域別に特色のあるお正月の食べ物といえば、お雑煮も有名です。
例えば関東は醤油仕立て透明な澄んだ汁が一般的ですが、関西では京都を中心として白味噌ベースの白いお雑煮が一般的です。

まとめ

おせち料理に使われている具材は、そのほとんどが縁起の良い食べ物であり、長寿や繁栄、金運上昇などを願ってお重に詰められています。
地域によって違いはあるものの、お正月に縁起の良いものを食べて、おめでたい新年を祝う気持ちは共通しているようです。

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本コラムの監修