お中元・夏ギフト特集2026

お中元は誰に贈る?
相手別のマナーを紹介

お中元・夏ギフト特集2026 | 小田急百貨店オンラインショッピング

お中元を贈る相手に決まりはありませんが、日頃お世話になっている方へ贈るのが基本です。両親や親戚、会社の上司や取引先など、お世話になっているお礼を伝えましょう。相手別のふさわしい贈り方や、お中元を贈れないケースについてまとめました。

お中元は誰に贈る?

お中元は、日頃お世話になっている人へのギフトです。「誰に贈るべきか」という明確な決まりはありません。

一般的には、両親や冠婚葬祭で付き合いのある親族、上司、就職や縁談でお世話になった恩人などが主な贈り先です。人生のターニングポイントで関わった方へ、「その節はありがとうございました。改めてよろしくお願いします」という気持ちを込めて贈るのがお中元です。

目下の人から目上の人に贈るのが基本

お中元は、誰に贈るというはっきりした決まりがないギフトですが、基本は目下から目上へ贈ります。家庭では家族や親戚の他に、先生や恩人、企業では取引先へ贈ることもあります。お世話になった方への夏のご挨拶を形にしたものと覚えておきましょう。

お中元を贈る相手別のマナー

家族同士なら気軽にお中元を贈ることができるかもしれませんが、お世話になった方へ贈る時は、関係性に合わせたマナーを心がけましょう。上司や取引先、結婚の仲人へお中元を贈る時に気をつけたいマナーをまとめました。

上司

上司にお中元を贈る時は、まず職場内の規定を確認する必要があります。会社によっては、職場内での贈答を禁止するルールを設けている場合があるからです。

お中元の種類は上司の好みに合わせて選べますが、目上の方にギフトカードや現金を渡すのは失礼になります。上司へのお中元はギフトカードではなく物品から選びましょう。

取引先

取引先へのお中元は、相手の負担を考えて「職場で分けやすいもの」を贈るのがマナーです。個包装された焼き菓子や羊羹の詰め合わせは、大人数で分けやすく常温で日持ちすることから、定番のお中元として人気があります。飲みきりサイズのパックジュースや、ドリップコーヒーのパックも気軽に分けられるギフトとして人気があります。

結婚の仲人

結婚の成立を仲立ちしてくれた仲人さんへは、少なくとも3年間はお中元を贈るのがマナーです。これは、いわゆる新婚期間が結婚後3年に相当することから定着した習慣です。しかし、仲人がもともと恩人であったり、末長く親しい関係を続けていきたい人であったりする場合は、3年が経過してもお中元を贈るのが良いとされています。

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お中元の知っておきたいマナー

ここからは、贈る相手に関わらず覚えておきたい「お中元の共通マナー」についてご紹介します。贈るタイミングからのしの書き方、お返しなど贈る時の疑問や、贈ると失礼になるものなど贈る前に知っておきたい事柄をまとめました。

贈る時期

お中元を贈る時期は、地域によって異なります。相手の地域に合わせて贈るのが基本ですが、難しい場合は7月上旬に贈りましょう。地域ごとのお中元シーズンは次のようになっています。

北海道:7月15日〜8月15日
東北・関東:7月1日〜7月15日
北陸西部:7月1日〜7月15日
北陸東部:7月15日〜8月15日
東海・関西・中国・四国:7月15日〜8月15日
九州:8月1日〜8月15日
沖縄:旧暦7月13日〜7月15日(新暦の日にちは毎年変動)

のしの書き方

お中元にかけるのし紙には、「お中元」あるいは「御中元」と表書きのあるものを使用します。また、水引は「紅白花結び」を選び、のし飾りをつけましょう。贈り主の名前は表書きの直下に苗字のみ、もしくはフルネームで書きます。

のし紙のかけ方には、のしの上から包装紙をかける「内のし」と、包装されたお中元をのしで包む「外のし」があります。配送は内のし、手渡しでは外のしを選ぶのが一般的ですが、どちらでも問題はありません。

贈ると失礼になるもの

目上の方へ、ギフト券(商品券)や現金を贈るのはマナー違反です。これは贈り物が直接的で、「相手の生活を心配している」と受け取られるためです。金券は金額が明確に分かってしまうので、目上の方へ贈るギフトとしてはふさわしくありません。

ハサミやナイフなど切る道具も、「縁切り」を連想させるためお中元としてはふさわしくありません。

相手の好みに合わせて選ぶのが基本のお中元ですが、贈ると失礼になるアイテムは選ばないようにしましょう。

お返しについて

本来、お中元は目下から目上に贈るもので、お返しは不要とされていました。しかし、現代ではお中元を受け取ったらお返しにお中元を贈ることが増えています。

また、お返しをしない場合もお礼状は送るのがマナーです。お礼を伝えるのは早ければ早いほどよく、遅くともお中元を受け取ってから1週間以内にはお礼を伝えるようにします。親しい間柄であればメールや電話でお礼を伝えても問題ありませんが、手紙やハガキでお礼を伝える方が丁寧です。

お歳暮について

お中元とお歳暮は、どちらも「お世話になった方へ、日頃のお礼の気持ちを伝えるギフト」とみなされています。どちらか一方だけを贈るのではなく、お中元は半年間のお礼として、お歳暮は1年間お世話になったお礼として、両方とも贈るのがマナーです。

なお、お中元とお歳暮の価格相場は、同額あるいはお歳暮の方が2〜3割高額なものを選ぶと良いとされています。お中元を選ぶ際は、お歳暮の価格も考慮して価格帯を決めておくと安心です。

お中元は毎年贈る

お中元は、一回限りではなく毎年贈るのがマナーです。基本的には、毎年同額程度の贈り物をするのが良いとされています。誰に何を贈ったのか分かるよう、前年に選んだ品物やおよその金額をメモで残しておくと安心でしょう。

前の年よりも大幅に価格帯が低いものを贈ると、「何かあったのではないか」と先方を心配させてしまう可能性があるので、お中元を贈る時は「変わらずに贈り続けられる価格帯のギフト」をセレクトするようにします。

お中元を贈るのがNGな方

公務員は、「国家公務員倫理法」という法律により物品(金品)を利害関係者から受け取ることが禁止されています。利害関係者でなければ常識的な範囲で受け取れるとされているものの、国家公務員、地方公務員へのお中元は避けるのが無難です。

一般的な企業や進学塾なども、会社の方針としてお中元を含めた贈答品の受け取りを禁止していることがあります。もしも受け取りを辞退されたら、無理に届けるのは避けましょう。

あらかじめ「お中元をお贈りするのに都合の良いお日にちはありますか?」と質問すると、お中元が禁止されていないかどうかをスマートに確認することができます。

忌中・喪中の方

お中元はお祝いではなくご挨拶のギフトなので、忌中(四十九日)・喪中の方へ贈ってもマナー違反ではありません。しかし、相手に負担をかけないよう、大切な方を亡くされたばかりの方へお中元を贈るのは控えましょう。お中元の時期をずらして、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈るのも気遣いです。

喪中の方へお中元を贈る場合、華やかすぎるパッケージの贈り物は避ける、紅白のお祝いのしを用いない、といった配慮が必要です。

結婚後は両家の実家にお中元を贈るべき?

一般的には、両家の実家にお中元を贈るのがマナーとされています。しかし、各家庭や地域によって考え方は異なるため、贈る前には事前の確認が必要です。

お中元は一度贈ると毎年続けることになり、お歳暮と合わせて贈ることにもなります。両家のお中元に対する考え方や、自分と両家の実家のライフスタイルに合わせて、無理のないやり方を探していくと良いでしょう。

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まとめ

お中元は、贈る相手に厳密な決まりがない、毎年贈り続ける、お歳暮とあわせて半年ごとのご挨拶になるといった特徴があり、とまどうことがあるかもしれません。年々お中元を贈らない企業や親戚つきあいが増える傾向にはありますが、「いつもお世話になっています。おかげで元気にやっています」というメッセージを込めた贈り物は、相手を笑顔にしてくれることでしょう。今年の夏も、喜ばれるギフトを万全のマナーで贈ってみてはいかがでしょうか。

更新日: 2026年5月13日

本コラムの監修

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