創業は昭和61（西暦1986）年。当初は居酒屋メニューの「地元で愛されるスタンダードなラーメン」からスタートし、ご当地ラーメンとしての役割を追求した結果、ラーメン専門店へとシフト。「はまんど」のラーメンは、地元の屋台ラーメンや、うどん食堂での中華そばレシピを伝承したことで、後に「讃岐ラーメン」として銘打つこととなる。

　1998年の地元香川で開催された「第1回讃岐うどん王選手権」に出場し優勝。名誉ある初代讃岐うどん王の称号を手に入れた頃から、現在のラーメンの原型が確立。以来、様々な進化を遂げて今日に至る。ラーメンの特徴は、一言で「あっさりなのにコクがある煮干そば」。奇をてらわないそのシンプルなラーメンは、地元の漁師は日本一と自負する「伊吹のイリコ（煮干し）」をふんだんに使って仕上げたスープに鶏油が香る。細麺か平打ちの太麺かが選べ、すべての食材は地元産および国産を使用している。