お菓子の選び方:食べやすいものを選ぶ
シニアの方は、元気に見えても噛む力や飲み込む力が弱くなっていることがあります。
かたいものや一口で食べにくいお菓子は避けて、やわらかいもの、誤嚥のリスクが低いものを選ぶようにしましょう。かたい食材が使われているもの、水分がないと飲み込めないお菓子などは避けた方が無難です。
噛む力が弱くても食べやすいカステラ、どら焼き、バウムクーヘン、パウンドケーキ、または羊羹やフルーツゼリーなど、喉越しの良いものを選ぶと安心でしょう。
お菓子の選び方:日持ちのするものを選ぶ
シニア世代の方は、若い方よりも食が細く一度にたくさんのお菓子は食べられません。
賞味期限が極端に短いものや、個包装されていないお菓子は、食べきれずに余ってしまう可能性があるので避けた方が良いでしょう。
ある程度日持ちのするもの、個包装でいつでも新鮮な状態で食べられるお菓子なら、自分のペースでゆっくり消費できるので喜ばれます。
個包装のお菓子は、少しずつ召し上がることで、食べる楽しみを何度も味わえるという利点もあります。
お菓子の選び方:嗜好に合わせたものを選ぶ
シニア世代の方は、食の好みやこだわりがしっかりと確立されているので、好みに合わせたお菓子を贈ると良いでしょう。
例えば、「お年寄りは和菓子」という先入観で贈ると、実はあんこがあまり得意でなかったり、洋菓子の方がお好きであったりというケースがあります。
好みが分からない、あるいは最近の嗜好を知らないという場合は、選ぶ前に好みを確認するか、万人受けしやすい老舗菓子店の定番お菓子をチョイスするのがおすすめです。