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リカー
西堀酒造株式会社は、栃木県小山市にあり、旧日光街道(現在の国道4号線)に面した酒蔵です。初代が明治五年(西暦1972年)、滋賀県より、日光連山の自然伏流水が豊かで、さらに良質の米が収穫される、この地に造り酒屋を創業いたしました。創業147年を迎えて、現在は五代目「西堀 和男」が酒造りを継承し、そして将来の六代目「西堀 哲也」も蔵人に加わり、伝承の酒造りを行っております。
代表銘柄は、70年間沢山のお客様に愛されている、いつまでも若々しく盛える「若盛」(わかざかり)です。加えて、近年は本物趣向(純米)の高まりで、20年前に地産地消にこだわった純米銘柄として誕生した「門外不出」(もんがいふしゅつ)の人気も増加しています。現在では、門外不出シリーズ(純米・純米吟醸・純米大吟醸)が「若盛」と並ぶ主力銘柄として、お客様に親しまれています。
平成20年には、現在も酒造りをおこなっている大半の蔵が、文科省より「国登録有形文化財指定の蔵」に認定されました。それにより沢山のお客様が訪れ、江戸時代末期から明治時代初期の日本伝統の建造にふれあうことで、日本文化を再認識したと喜ばれています。
「地域のお客様と、酒造りを通じて、地域の皆様と共に、地域文化に貢献する」ことを社訓とし、「お客様に喜ばれる酒」「蔵まつり」「蔵イベント」を通じて地域の皆様とふれあったり、伝統の酒造りへ近代技術を取り入れたりしながら、手造りにこだわった酒造りを継承しています。
「地域のお客様と、酒造りを通じて、地域の皆様と共に、地域文化に貢献する」ことを社訓とし、「お客様に喜ばれる酒」「蔵まつり」「蔵イベント」を通じて地域の皆様とふれあったり、伝統の酒造りへ近代技術を取り入れたりしながら、手造りにこだわった酒造りを継承しています。
厳選した栃木県産酒米を主力に、日光連山の自然伏流水だけを使用し、0.4ミクロンまで水の粒子を小さくして、仕込み水として全量使用しています。水の粒子を小さくすることにより、酒米の給水がスムーズに進み、蒸米・米こうじ造り・もろみ(発酵)・割り水の際に、よりおいしい日本酒を醸します。さらに、20年余前より当社の特徴である、米こうじの配合率を通常の1.5倍にすることで、原料酒米の米本来の味わいが楽しめる芳醇なタイプとなります。和食はもちろん、洋食・中華・イタリアン・アジアンなど幅広い料理との相性が良い日本酒として、喜ばれています。
その他、日本初の「古代米100%」純米酒、「愛米魅」(アイマイミー)も発売3年目を迎え、酸味が強く、甘みが調和した黄金のお酒という、まったく新しいタイプの日本酒として人気上昇中です。さらに、2017年に開発した、人の手を掛けずに「自然発酵」による透明タンク仕込み「クリアブリュー」が、1年の歳月をかけて、2019年6月に特許取得しました。今後、自然発酵のやわらかな味わいの日本酒として、さらに広めていきたいと思います。
創業以来の伝統の酒造りを継承し、さらに近代的な技術を取り入れながら、蔵人が造り出す「手造り」日本酒を追求。多くのお客様が喜ぶ日本酒を製造・開発してまいります。現在は八割以上が地元栃木県への出荷ですが、今後は、県外への出荷も徐々に増やしていきたいと考えております。