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デパ地下 MONTHLY GUIDE 2022 今月のご紹介 ヨックモック

自分へのご褒美にも、
大切な人へのギフトにも。

品揃え豊富なグルメ&スイーツの宝庫、デパ地下でのお買い物をオンラインでももっとお楽しみいただくために、人気ブランドの魅力をあらためてご紹介します。それぞれのブランドが持つストーリー、商品へのこだわり、大切なお客様への想い。
造り手の想いが詰まったグルメ&スイーツを味わいたくなったら、バイヤーおすすめ商品をチェック!ちょっとした手土産やおもてなしアイテムを選びたい時にも、参考にしてくださいね。

ヨックモック

Story1/2

『目指したのは、
今までにないおいしさの創造。
ヨックモック誕生秘話。』

戦後当時、「バターをたくさん使ったクッキーの量産や量販は難しい」というのが菓子業界の常識でした。
のちに創業者となる藤縄則一は、それを逆手に取れないかと考えました。 高度経済成長真っ只中の日本で、百貨店を中心に膨大なギフト市場が形成されていることに目をつけ、バターをふんだんに使ったラングドシャークッキーを高級感のあるギフト商品に出来ないかと思い至ったのです。
目指したのは、今までにないおいしさの創造。大きな希望を抱いて試作を開始しましたが、バターを多く使った生地は壊れやすく、試作は難航しました。 その解決のヒントは、たまたまめくっていた欧州の画集の1枚の絵の中に。あるフランス人画家の作品に、まるで紙のように薄く焼き上げられたロール状の菓子が描写されていたのです。

ここから、生地を補強するためにロール状に巻く発想が生まれ、巻いた生地が重なり合うことで独特の食感がつくり出されました。 完成した試作品は、なめらかな口当たりと口どけ、コクと風味、ユニークな形状、どれをとっても従来のイメージを打ち破るものでした。 このクッキーこそ、その後50年の長きにわたり愛されているシガールに他ならず、時を同じくして1969年8月8日にヨックモックブランドが誕生したのです。 ヨックモックの社名は、スウェーデンの首都ストックホルムから北へ約800kmの北極圏の線上にある、森と湖に囲まれた小さな町『JOKK MOKK(ヨックモック)』に由来しています。 そこには自然の厳しさとは対照的な家庭の温かさがありました。その語らいを弾ませるのは、いつも食卓を飾るホームメードのお菓子たち。 その真心がこもった手作りのおいしさこそ、洋菓子の真髄だと感じた藤縄則一は、綴りを日本人に馴染みやすいよう「YOKU MOKU」に変え、社名としたのでした。

Story2/2


『一度食べたら、また食べたくなる。
数々の試練を乗り越えて完成した
大人気商品「シガール」のこだわり。』

バターのコクと風味を最大限に生かした、サクサクとした軽い口当たりと繊細な口溶け。一度食べたら、また食べたくなる。目指したのは、そんな画期的とも言えるお菓子でした。 なかでもおいしさの決め手となるバターの配合は、「これ以上入れると、お菓子にはならない」というギリギリの分量まで増やし、より高いコクと風味の実現を図ったのです。 結果、材料の配合比はバターが最も多く、ついで砂糖、卵、小麦粉となりました。当時、一般的な焼き菓子は小麦粉の配合が最も多かったことに比べても、全く異なる配合です。

また軽い口当たりと繊細な口溶けは、生地の厚さに関係します。バターが多くあまつさえデリケートな生地を、薄く薄く焼き上げるのも至難の技でした。 そしてようやく焼き上がったごくごく薄い生地は、非常に壊れやすく、扱うことすら困難を極めました。そんな時ヒントを与えてくれたのは、フランス人画家リュバン・ボージャンが17世紀に描いた一枚の絵。 『巻菓子のある静物』と題されたその作品には、紙のように薄く焼き上げられた筒状のお菓子が描かれていたのです。 ここから、生地を補強するための筒状に巻く発想が生まれました。試してみたところ、二重三重と薄い生地が重なり合うことで、独特の好ましい食感が創り出されたのです。今までにない、新しいお菓子を創る。そんな情熱とあくなき探究心で数々の試練を乗り越え、ついに完成したお菓子は、「シガール」と名付けられました。 時は1969年。人類が初めて月面に着陸したこの年、まったく新しい味わいと食感をもち、伝説とも言えるほど大評判となった「シガール」が誕生したのです。

販売当初のシガールは、オーブンから焼きあがってくる生地を1つずつ手で巻いて仕上げていましたが、販売店舗が増加するにつれ、手巻きでの生産には限界が訪れました。そこで1972年、“手巻き”の機械化への挑戦が始まります。 バターをふんだんに使った非常に薄い生地を機械で綺麗に巻き上げることは困難を極め、人の技と同等の能力を持つ巻き機の開発には約10年の月日を費やしました。 それでも、まごころを込めてつくられた菓子のおいしさに勝るものはないと、諦めることなく「菓子に合わせた機械をつくる」姿勢を貫いた精神は、時代が変わっても、今なおヨックモックのつくり手の心に受け継がれています。

季節限定商品

バターについて

バターについて

ヨックモックのクッキーを作る過程では、日本で普通に手に入る原材料を使います。珍しいものである必要はない。上質であることが、選ぶ基準です。際立つ個性より、ひとつになっておいしくなれる。そんな素材を選んでいます。 材料となる油脂は、一般的にバター、マーガリン、ショートニング等がありますが、風味の高さではバターに及ぶものはありません。ヨックモックの定番商品に選んだバターは、北海道の広大な自然の中で育まれた生乳から生まれ、安定した質と風味の高さ、鮮度を誇ります。しっとりした質感も、たっぷりと含まれたバターが作り出しているのです。

上白糖について

上白糖について

洋菓子の本場フランスでは、お菓子づくりにグラニュー糖を使います。でもヨックモックが選んだのは、日本ならどの家庭にもある上白糖。くせがなく、あっさりとした甘さのグラニュー糖に比べ、上白糖はしっとりと水分が多く、濃い甘みが特徴です。この砂糖を使ったことで、独特のしっとり感とコクのある甘みが生まれました。

小麦粉について

小麦粉について

焼き菓子を形作る小麦粉には、グルテンというたんぱく質が含まれます。一歩間違うと、これが製品を重く固くしてしまう作用があるため、グルテンが形成しにくい薄力粉、なかでも純度の高い特等粉を選びました。 また小麦粉は、とてもデリケート。例え同じ小麦でも、製粉された環境・状況により成分に微妙な変化が生じ、焼き上がりにも差が生まれてしまいます。そこで、最も適した状態に製粉するメーカーを選び、製粉はそこに特定しています。

バニラエッセンス・ミルクチョコレートについて

バニラエッセンス・ミルクチョコレートについて

バターをふんだんに使うしっかりとした生地にふさわしいバニラの香りはどんなものか。それを突き詰めたら、特別なバニラの香料が生まれました。マダカスカル産ブルボン種バニラスティックの天然成分を贅沢に用いた上質なもので、一般のバニラに比べ個性が強く、甘さの中にもスパイシーさが漂う香り。バターにおぼれず、バターとマッチするこのバニラエッセンスが、香ばしいアクセントを加えています。
また、繊細な食感を生かすため、チョコレート選びにもこだわりました。バランスのよいカカオの香りと濃厚なミルクの風味が特長の口溶けの良いチョコレートは、バターがたっぷり入った生地と最高の相性をみせます。リッチな味わいを、くどさを感じさせない絶妙なバランスでまとめました。